“長身”竜馬、実は169センチぜよ

幕末の志士で6尺(約180センチ)とも5尺8寸(約174センチ)ともいわれ大柄とされていた
坂本竜馬の身長が169センチだったという研究結果が5日、明らかになった。肖像画の着衣や所持品
などから身長を推定する方法を2人の学者が開発。その結果、竜馬は平均よりは大きいものの、イメー
ジよりは小柄という結果になった。
司馬遼太郎氏の小説「竜馬がゆく」の主人公で知られ、大柄とされてきた幕末の風雲児・竜馬の身長は、
高くても169センチだったという寂しい研究結果が出た。算出したのは北里大の平本嘉助講師(解剖学、
10月死去)と山梨県甲州市郷土研究家の矢崎勝巳さん。2人は肖像画などで人物とともに書かれている
着衣や所持品をヒントに、解剖学的に身長を推定。竜馬の場合、ほとんどの和服の襟幅が当時から6セン
チか6・5センチのいずれかであることに着目し、全身写真で身長を計算すると156〜169センチと
なったという。平本さんによる江戸時代の男性の平均身長は160センチ弱。竜馬はかなり長身といわれ
てきたが実は平均より少々高い程度。現代では、お笑い芸人のリトル清原氏や小泉純一郎元首相と同じ高さだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000005-sph-soci