文化庁が京都に移転して最悪なのは予算分捕り合戦にますます負ける事。省庁の最大のキモは財務省からいかに予算を引っ張ってくるかで、だからこそ財務省が省庁の中の象徴として権勢をふるってきた。
元々文科省の外局の庁だから予算折衝は文科省でやる上に、さらに京都に移転になったから発言権はゼロになったも等しい。政権中枢に文化財行政に思い入れのある政治家がいない限り日本の文化財行政に未来はない。