甲斐荘楠音の全貌@ステーションギャラリー(7/1-8/27)
本日夜間開館でした。
《横櫛》が2作並ぶのは前期のみらしいです。広島県立美の方は、出展後にかなり加筆されたとのことで、元の様子が絵葉書に残されていました。
妖しさ全開《幻覚(踊る女)》の隣、《春宵(花びら)》も強烈!超個性的な絵が多い割に、実はスケッチは割と正統派でした。
絵画の3Fに続いて、2Fは大半が時代劇映画。美術板的に合う人と合わない人がいるかもしれませんが、再生されている映画やポスターの衣装がズラリと展示されているのは見応えがあります。衣装や風俗考証を担当し、アカデミー賞にもノミネートされたとのことで、この世界でも只者ではありません。
そして最後に屏風の未完大作2点。《虹のかけ橋》は60年間断続的に加筆を続けたそうです。甲斐荘楠音にとってのモナリザ?