さらに隣の和歌山県立博物館で開催中の「明恵上人展」も
見て来ました。
明恵上人というと栂尾の高山寺のイメージだけど、母親が
紀伊の豪族湯浅氏の出身で、若い頃は紀伊で修行しており、
湯浅一族は彼を経済的に支援していたようです。
法然の専修念仏に異を唱えた「摧邪輪」、春日明神の託宣に
よってインド渡航を断念した場面を描く「春日権現験記絵」
など、教科書で見かける展示品もありました。