大阪中之島美術館の長沢蘆雪展へ行ってきました。
開催期間の前半と後半で展示作品が大幅に入れ替わるようで、
前期の目玉はそれぞれ襖6面に大きく描かれた龍と虎です。
しかし、龍はともかく虎はネズミを追って納戸から飛び出した
ネコのような感じ(説明文にも「この絵は猫を参考にしたと
思われる」と書いてあった)で、ほっこり親しみやすい。
人物、風景、動植物、歴史、精密描写、素早い筆捌き、何でも
どのようにでも描ける人ですね。