モディリアーニ見た。ここはなぜ5階建てにした?客の9割は2階から入ってくる感じで1階は暗いし静まり帰ってる。1階から2階エレベーターはあるがエスカレーターつけてくれよ。

モディリアーニは油彩31(国内から17点)、紙作品が9。

そしてモディリアーニ以外が52。バランスおかしい。

2008年の国立新美術館、国立国際美術館は油彩45、素描90だったからひどくないか?

しかも2008年は名古屋市美術館、スペインだかでもモディリアーニが重なって悲劇だったのに
これだけ揃えたのに今回...

名古屋のは60点のモディリアーニ展だった。

借りられるのがこれが限度だったというわけでしょ。開館記念展て規格度外視なはずなのに
開館20周年くらいな感じ。

はっきりモディリアーニとエコール・ド・パリというタイトルにすべきだったと思う。

モディリアーニが芸術家仲間を描いた肖像は紙作品に散見される程度で油彩はパトロンとかモデルたちに傾いてる。1910年代の目まぐるしい芸術運動の数々が所蔵品から出ててボッチョーニの代表作はモディリアーニの同窓生だからコレクションになったのかとかそういう点はよかった。モディリアーニがパリに出てきて同時代に繰り広げられてたフォーヴのドランとか形而上絵画のキリコとかエコール・ド・パリだけでなく同時代なのか〜と納得。

初期は彫刻なくほぼ国内ので固められてたのは
驚きでしかも質が高い。カリアティードの油彩は8点しかないがそのうち2点は国内の美術館にあってどちらも出品。

ルノワールのカリアティードの参考画像があったのだが、フランスの美術館の作品画像。アサヒビール大山崎山荘美術館にルノワールのカリアティードあるのになぜ借りないかな。ドンゲンが北海道立近代美術館から出てたが、メナード美術館にドンゲンのフォーヴ期のカリアティードの大作が所蔵されてるのに。これも借りる
べき作品でしょうに。もったいない。