このスレ、マターリ進行でいい雰囲気ですね。
消防の頃、住んでいた町は、政令指定都市の中心に近かったが、それでも、沢山空き地が残っていて、その空き地の一つが完全にブロック塀に囲まれて、子供たちの楽園だった。
空き地は昔、某大企業のエロイ人が住んでいたということだったが、我々が遊んでいた頃には建物も朽ち果て、庭園だったと思われるあたりが、トトロの森のようになっていた。
町には、いくつかの子供のグループがあって、親の代から地域に住んでいた旧住民グループ、近くにできた団地に住む新興グループ、女ばかりのアマゾネス隊等が、学校から帰ると日々抗争を繰り返していた。
漏れは旧住民グループだったが、ある日、新興グループの秘密基地を乗っ取ることを画策し、空き地に作った秘密基地の中で隊員に指示を出していた。と、その時、秘密基地の外でけたたましい犬の声が。
なんと、アマゾネス隊が、野良犬を10匹近く手なずけて、我々の秘密基地を乗っ取りにやってきたのだ。
我々は敢え無く退散。漏れは野良犬に尻をかまれたが、しばらく野良犬がトラウマになっていた。