大学教員らとお食事もなさった悠仁親王殿下


https://mainichi.jp/articles/20240406/k00/00m/040/093000c
秋篠宮さまと悠仁さま、玉川大の研究施設訪問 ビオトープなど見学
2024/4/6 16:46
秋篠宮さまと長男悠仁さまが6日、玉川大学(東京都町田市)にある昆虫科学の実験室や、野生の生き物が暮らしやすい環境を整えた「ビオトープ」などを見学された。秋篠宮さまは生き物の研究を通して玉川大と縁があり、昆虫や自然環境などの「自然誌」に関心を寄せている春休み中の悠仁さまを誘ったという
実験室では、スズメバチやミツバチについて解説を受けた。内部の構造が分かるようになっているスズメバチの巣を手に取った悠仁さまが驚いた表情を見せる場面もあり「幼虫の時からオスバチになりそうか分かるのですか」などと生態に関心を寄せていた。ビオトープでは、秋篠宮さまが「これぐらいの水があるとトンボも飛来しますよね」と大学教員や悠仁さまに確認するなど、生息する動植物について話が弾んだ。
また、海の生物の陸上養殖技術を研究する施設も見学。アワビを養殖する水槽を前に、水の循環技術や餌などについて説明を受けた。
玉川大によると、見学後は養殖アワビを使った炊き込みご飯などを食べながら、大学教員らと懇談。
悠仁さまのトンボ研究が話題になり、
悠仁さまはトンボが好きな理由の一つに模様の美しさをあげたという。

宮内庁によると、悠仁さまは幼いころから昆虫への関心が強く、お住まいがある赤坂御用地(港区)でトンボ類の生息環境を調べたり、ビオトープを作ったりしている。昨年はトンボに関する論文を発表した。自然誌について学べる大学の進学を目指しているという。【山田奈緒】