2024.4.26
新生日大の決意と現状報告―新体制下での再出発にあたって―
https://www.nihon-u.ac.jp/information/2024/04/14579/

昨年アメリカンフットボール部薬物事件対応での本法人の体質や不手際は、世の中から大きく非難を浴びることとなりました。
その大きな原因は、本法人のガバナンスの不全であるという、薬物事件対応に係る第三者委員会のご指摘を、私たちは重く受け止めました。(中略)

2年前、私が理事長に就任した時、まず手掛けたのが「不正事案洗い出しのための特別調査委員会」の設置でした。(中略)

このたび同調査委員会の最終報告書が提出されました。これらの事案に対しても、私たちは、その一つひとつに真摯に向き合い、対処してまいります。その要旨についても本日、解説を付して公開いたします(中略)

私は、もし何か問題が発生すれば、本法人はそれを自らの力で解決するという、透明で自浄作用をもった組織でなければならないと考えております。
と言っても、まだ道半ばであり、かなりの時間と手続きが必要なのはやむを得ないと考えます。(中略)

「これは今の日大では無理かもしれない」という発言はいっさい許されません。必ず実行しなければいけないという決意のもとに、改善、改革を速やかに進めてまいります。

今後とも皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。                      

学校法人日本大学 理事長 林真理子