旧統一教会との関係「説明を」 愛知・碧南市長に1万人分署名提出

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関して、愛知県碧南市の市民2人が2月29日、祢宜田政信市長(72)に「統一教会との関わりを明らかにし、関係を断ち切る」よう求めるオンライン署名1万1840人分を市役所に提出した。
祢宜田氏は同連合の友好団体「天宙平和連合(UPF)」が中心だった2021年のイベントの実行委員長や、別の友好団体「平和大使協議会」東愛知地区の共同議長を務めた経験がある。4月21日投開票の市長選に5選を目指して立候補を表明した昨年12月の記者会見では「個人の政治活動の一環で、公務とは一切関係ない」「政教分離の観点からコメントを控える」としていた。

 署名はウェブサイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で司法書士の平岩正久さん(76)と農業の杉浦幹雄さん(73)が1月28日から募集。杉浦さんは「祢宜田市長は、霊感商法の被害を広げる広告塔の役割を果たしたのではないか。きちんと説明すべきだ」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ef484c12e1fe9a60170fa667fd030e90cf0f79