大病院の院長だけど考えがニュートラル

新庄徳洲会病院 院長の偏屈コラム 抜粋

Vol.257 ワクチンのロット番号について
新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンは、脂質の膜の中に
ウイルスのスパイク蛋白の設計図である遺伝子情報が入っています。
理由はわかりませんが、製造過程で脂質の膜に入っているmRNAの量に
ばらつきが生じます。
そのため、体内に注入されたmRNAが細胞に入って作るスパイク蛋白の
量にも差が生じますが、このバラツキがかなり大きいことがわかっています。
厚生労働省は、その程度やロット番号ごとのmRNA量も把握しているようですが
公表しません。
さらに脂質膜内に導入されたmRNA量の測定方法も非公表です。
理由はすべて製薬会社との契約です。

同一のロット番号からは約50万回の接種が可能です。これまで我が国では
3億7千万回以上接種されているので、最低でも740種類の異なるロット番号が
あるはずですが、実際にはその倍以上あるでしょう。
一方で、これまでに厚労省に報告されたワクチン接種後の死亡者は1900人を超えますが、
ある調査では3種類のロット番号で約50人ずつ、合計150人以上が死亡しています。
死亡者数とロット番号の種類数から考えると、同一ロット番号の死者は多くても
数人になるはずで、危険なロット番号がある可能性があります。

ワクチンの有効期限は、当初の6ヶ月から4回延長されて、昨年12月には18ヶ月になりました。
欧米ではワクチン接種を推奨する国が減りましたが、我が国では、武漢株に対するワクチンは、
変異が進んでからも推奨され続け、今では世界一の接種国になりました。

情報開示と説明が不十分で、データの改竄とも言えるような意図的操作までしています。
こんなやり方の実験材料になるのはまっぴら御免です。長期的な人体への影響がよくわからない、
全く新しいメカニズムのワクチンを、これほど頻回に射ったことは歴史にありません。
しかも我々が向き合っている病気は、たちの悪いカゼの一種です。
このまま日本は新たなワクチンに高額な支払いを続けながら、
その最終処分場になってしまうのでしょうか。