天皇ご一家“御養蚕”に取り組まれ… 自らも飼育の愛子さま その技術に担当者は「驚き」
7/15(金) 19:20配信 日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/category/society/a4dc6c29be2742078a6bc7cbcc2b72ec

天皇ご一家が、皇居での「御養蚕」に取り組まれました。長年、皇后さまの養蚕を支えてきた当時の担当者が、日本テレビの取材に対し、この時のご一家の様子を明かしてくれました。愛子さまの蚕を育てる技術の高さに、驚いたといいます。

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宮内庁は14日、蚕を育てて繭を収穫する養蚕に取り組まれる天皇ご一家の写真を公開しました。真剣なまなざしで作業をされているご様子が、収められていました。

「御養蚕」は明治以降、歴代の皇后に引き継がれてきました。

天皇ご一家は皇居にある「御養蚕所」で、カジュアルな服装で仲むつまじく養蚕の作業をされていました。蚕のえさとなる桑の葉を並べる愛子さまの様子を、両陛下が見守られていました。

7年にわたり皇后さまの養蚕を支えてきた御養蚕所の元主任の代田丈志さんが、この時のご一家の様子について語りました。

宮内庁 紅葉山御養蚕所 元主任・代田丈志さん
「非常に和やかで楽しそうですし、カメラに撮って私がネットにアップしたいくらい、すごくいい家族だなと。
天皇陛下が積極的でしたね。去年から『(作業に)来たい』ような話はされていたんですけど、赤坂ということで、なかなかこちらに来られない」

天皇ご一家は去年9月に、赤坂御用地から皇居の御所に引っ越しをされました。陛下や愛子さまは、これまでも御養蚕所に来ることを希望されていたといいますが、コロナ禍で外出を控えられてきました。