パン業界もキーワードは「韓国」 韓国料理研究家が教える、注目のパン4選

コロナ禍で生まれた「おうち時間」をきっかけに、「Netflix」で韓国ドラマ人気に火がつき、主人公たちが美味しそうに頬張る食事から「K-FOOD」に注目が集まった。
韓国食品は今やスーパー(SM)やコンビニエンスストア(CVS)にも並ぶ。そして今、SNSで飛び交うのが、韓国のスイーツやパンの情報だ。
中でも今回は2020年から人気の「マヌルパン」や「韓国トースト」、今年話題の「ケランパン」、ネクストブレイク間近と言われる「クァベギ」を紹介。さらに現地ではどのように売られ、食べられているパンなのか、韓国家庭料理研究家のチンスギ氏に話を聞いた。

韓国のロングセラー「マヌルパン」

 ニンニクを意味する「マヌル」。2020年~2021年に流行したきっかけは、韓国で人気の同商品を日本人インフルエンサーが監修し「俺のベーカリー」が販売したことが発端だ。
店頭、オンラインで計9万6000個以上を売り上げ、追随した町のベーカリーにもマヌルパンが数多く登場した。
 特徴は丸く成形して焼いたバゲット生地に、十字の切り込みを入れ、溶かしたパセリ入りニンニクバターにくぐらせ、中央に砂糖や練乳で甘くしたクリームチーズを絞って再び軽く焼く。
噛み締めるとニンニクバターがジュワッとあふれ、クリームチーズのコクが迫る甘塩っぱい味だ。
 一方、チンスギ氏によると韓国で昔から売られるイメージとはやや異なる。「マヌルパン」とは日本の「クリームパン」のような昔ながらの定番で、韓国のベーカリーに行けば必ずあるロングセラー品。
 韓国現地でも生地はバゲット生地またはソフトバゲット生地。日本で紹介されているように丸く整形して焼いたバゲットもあれば、トラディショナルな棒状のバゲットやミニ食パン型で焼いたバゲットを厚くスライスした形も。
そんな姿形は違えど、焼成してから切り込みを多数入れ、ニンニクバターにくぐらせて仕上げにグラニュー糖をまぶすのが現地流。つまりクリームチーズのアレンジは現代的だという。
「ガーリックフランス」を提供している店ならば、材料が似るためすぐに取り入れられるのが魅力だ。 

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