──小関さんがカントリー・ガールズ、ならびにハロー!プロジェクトを卒業されたのが2019年12月。
そこから4年以上が経ったいま在籍当時を振り返って、改めて感じることはありますか?

小関:もう4年以上も経つんですね……!あっという間でびっくりしますし、なんだか不思議な感覚もします。

2019年は、カントリー・ガールズにとっても最後となる1年間でした。2017年にももち先輩(嗣永桃子)が卒業されて、 その後は私も含めた5人で活動をがんばってきて。
2019年3月に、メンバーの一人だったやなみん(梁川奈々美)が卒業することになったのですが、それを機に、グループの将来や一人ひとりの進路をそれまで以上に深く話し合うことになったんです。
全員仲がいいからこそ、それぞれに思い描いてるものを素直に出し合って、たくさん言葉を交わして。最終的には、全員でグループを卒業しようと決めて、全員で最後まで駆け抜けました。

私にとって、カントリー・ガールズは12歳から17歳という時期を過ごした場所で、だからこそ味わえた感情や経験もたくさんありました。
楽しいことも大変なことも、中高生がなかなか味わえないであろうこともいろいろ経験させていただき、自分にとって充実しすぎた5年間だったと感じます。
ライブに来てくださる方に対していいパフォーマンスを披露して、喜んでもらうためには何が必要なのか。1回1回、子どもながら自分なりにたくさん考えて取り組んでいました。
だからこそ本当に濃密で、自分にとっては10年分くらいの厚みがあった5年間だったと感じます。
https://square.unext.jp/article/mai-ozeki-interview