きょう昼ごろ、栃木県宇都宮市にあるトレーニング施設で、酸素や気圧を低くできる大型の「酸素カプセル」の中で
50代の競輪選手が意識不明の状態で見つかりました。

午前11時前、宇都宮市田野町にあるトレーニング施設から「苦しがっている人がいる」と119番通報がありました。

通報したのは競輪の渡辺藤男選手(57)で、消防によりますと通報した際、渡辺選手自身も苦しそうな様子だったということです。

警察によりますと、消防が現場に駆けつけた際に、渡辺選手は酸素や気圧を低くできる直径およそ2.2メートル、長さおよそ6メートルのトレーニング用の
「酸素カプセル」の中で意識がない状態で倒れていました。

渡辺選手の他にも女性(53)が「酸素カプセル」の中で意識がない状態で見つかったということですが
この女性は心臓マッサージを受けて意識を取り戻し、病院に運ばれました。

警察は、渡辺選手らが意識を失ったいきさつを調べています。