交通量の多い道路を走ってるランナーを見ると、残念な気持ちになる。
汚れた空気を、たくさん吸い込んでしまうから。

インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究

60歳以上の119人を健康状態によって3グループに分け、ロンドン中心部の繁華街にあるオックスフォード・ストリートと、1.6キロほど離れた公園ハイドパークでウォーキングしてもらった。

ハイドパークでウォーキングした人は全員が、肺機能の改善や動脈硬化の改善といった効果が、最大で運動後26時間継続した。

一方、オックスフォード・ストリートを歩いた人は、肺機能はわずかしか改善せず、動脈は硬化が進んでいた。

これは、ディーゼル車が排出する二酸化炭素や、微小粒子状物質を吸い込んだことが原因と思われる。