5日の初公判で検察側は、上國料被告は、同じ舞踏グループに所属する被害者の女性と別の男性の3人で公演先の長崎県から上國料被告の車で鹿児島県に帰る途中、八代市で停めた車のトランクから刃物を取り出して犯行に及び、全治約3か月のけがをさせたと主張しました。

上國料被告は「痛い目にあわせるつもりだった」と述べ、弁護側は殺意を否定し、傷害罪にあたると訴えました。