着信番号を調べたら、弁護士事務所からの電話だった場合
 

知らない番号から不在着信があった場合ネットで検索すれば、弁護士事務所からの電話であるかどうかは、すぐ判別ができます。
電話の番号を相手に知られている場合、弁護士は第23条の2照会という制度を用いることで、
多くのケースで電話契約者の住所・氏名を調査することが可能です。

したがって相手弁護士が、あなたの住所を既に把握しているケースはもちろん、
あなたが電話に一切出なかった場合、相手弁護士はあなたの住所を調査して、
自宅に弁護士名義の内容証明郵便を郵送してくる可能性があります。

この書面にも応答をしなかった場合、次は裁判所から「訴状」が送達されてくると考えるべきでしょう。

このように相手が弁護士に依頼をした以上、今回の問題について、無視や放置といった消極的な姿勢で乗り切ることは、なかなか難しい部分があると言わざるを得ません。