同局取締役専務執行役員の福田博之氏は、「セクシー田中さん」の契約について、「作品についての二次利用については契約を結ぶ」と説明した上で「ドラマ制作の詳細においては、契約書は存在しない」と明かした。

 芦原さんはSNSを通じ、「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたと投稿していた。この点については「特別調査チームが調査します」と報告。また、同局が「原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね…」と説明した件について「『許諾をいただいた』形跡が残っているのか。何を根拠にあのコメントを出したのか」と記者から問われると「根拠はあるのであのような申し上げ方をした」と主張した。