1986年には長州藩の首府があった山口県萩市が、会津藩の首府があった会津若松市に対して、「もう120年も経ったので」と友好都市締結と会津戦争の和解を申し入れましたが、会津若松市は萩市に対して「まだ120年しか経っていない」として拒絶しています。

また、1997年には会津若松市長が萩市を訪れた際、萩市長から握手を求められた時に、和解したと勘違いされるのを嫌がり握手を拒んでいます。


2007年には、故安倍晋三首相(山口県出身)が会津若松市を訪問した際には、「先輩がご迷惑をかけたことをお詫びしなければならない」と発言しています。

このように現在でも会津戦争の遺恨が残っている両県ですが、多くの県民、とりわけ若い人の意見としては「別に何とも思っていない」のが実情なのではないでしょうか。