1月4日(米国時間)、マイクロソフトは、Windows 11搭載PCに「Copilotキー」を導入すると発表した。
この種のキーがWindows PCに追加されるのは、Windows 95で「Windowsキー」が搭載されて以降、約30年ぶりのことになる。

Copilotキーは現在のWindowsキーと同様に、PCのキーボードに独立して搭載される。
Windows 11には2023年秋から、生成AIを使った「Copilot」を呼び出す「Copilot in Windows」が組み込まれているが、
Copilotキーを押すことにより、Copilot in Windowsとそれに関連する機能が起動するようになるという。

ブログの形で公開された発表文書の中で、マイクロソフト・Executive Vice President & Consumer Chief Marketing OfficerのYusuf Mehdi氏は、「2024年はAI PCの年になる」と説明している。
マイクロソフトとPC製造各社、それにインテル・AMD・QualcommといったPC向けプロセッサメーカーは現在、「AI PC」を2024年以降のテーマに据えようとしている。その動きとも連動したものだ。

1月9日から、米ラスベガスではテクノロジーイベント「CES 2024」が開催され、PC各社も新製品の発表を行なう。
そこで公開されるWindows 11搭載PCの多くには、Copilotキーが搭載されていくことになる。
Copilotキー搭載の新機種は今月後半から春にかけて市場に投入されてゆくが、その中には「今後発表されるSurfaceデバイスも含む」とされる。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1558830.html