地元の人も含めて時間に余裕がある人は遠野は行ってみるといい
柳田国男の遠野物語はエンタメ性が低くて読みにくいけど井上ひさしの「新釈遠野物語」は楽しく読める
内容は柳田国男の遠野物語に沿って現代人の若者が遠野で山に篭った老人から遠野にまつわるいろんな都市伝説を聞く話
柳田国男の遠野物語もこの「新釈遠野物語」も物語の舞台になってるのは遠野を経由して盛岡と釜石を結ぶ大槌・釜石街道あたり
今は自動車道になってるけど古くはそこを運送屋の馬が荷車を引いて往来してたわけだが起伏が多く高低差もあるので老いた馬が過労で途中で死ぬこともありその悲しみを昇華させるために馬にまつわる民話をたくさん作り出したのかと考えると遠野の人の馬にかける愛情の深さを偲ぶことができる
遠野周辺の高原には今も馬を生産する牧場があって例えば荒川高原牧場ではひたすらのどかな景色が眺められる
ほかに何かあるわけでもない