コムアイ「胎盤食べた」報告に賛否の声…実際「胎盤食」って安全なの? どんな味? 産婦人科医に聞いた
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be70f23dd816e0de43a9adf2f3adace4649b154

 8月2日、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の元ボーカルでアーティストのコムアイさんが、自身のインスタグラムで、ペルー・アマゾンでの出産を報告。その際、実際の写真とともに「胎盤を食べた」と投稿したことがネット上で話題となりました。コムアイさんは、肉の串焼きのようなものを食べている写真について、「胎盤を薪火で焼いてもらったのを食べているところ」とコメント。「生も焼きもめちゃくちゃおいしかった!」と感想をつづっています。

Q.「胎盤食」という言葉も聞かれますが、実際のところ、胎盤は食べることができるものなのですか。

尾西さん「草食動物などは、出産したことを肉食動物に悟られないように胎盤を食べることがあるようですが、ヒトも、昔は『産後の肥立ちがいい』と食べていた時代があるようです。

ただ、胎盤は、お母さんから赤ちゃんに送られない方がいい有害物質を取り除く“関門”であり、細菌やウイルスも付着しているため、食べることはお勧めできません。栄養のあるものが食べられなかった時代とは違い、現代は産後にきちんと栄養のあるものを安全に食べることができるため、その方が重要だと思われます。

なお、私は食べたことがないので味は分かりませんが、非常に血液に富んだ臓器なので、おそらくレバーに近い味なのではないかと思います」