俳優・梅沢富美男(72)が14日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。流行語の「親ガチャ」に対して否定的な意見を示した。

番組では「親ガチャ」という言葉にプレッシャーを感じる子育て世代を特集。「金銭的に余裕のない家庭で、娘の願いをかなえてあげられない」と不安に思う母親の声を紹介した。

この言葉に対し梅沢は「大っ嫌い」と怒り、「子供は親を選べない。じゃあ親だって子供を選べないよ」と続けた。
「貧乏な子供に生まれようと、金持ちのうちに生まれようと、決めるのは子供だよ」と話し、「うちは凄く貧乏だったんだから。学校もロクに行けなかったの。
鉛筆もなけりゃ、ノートもなけりゃ、教科書もなかった」と自身の過去を振り返った。

「それだってぐれなかったよ」と語る梅沢にMCを務めるお笑いタレント・ふかわりょうが「その境遇の中で親を怨むだとか、憎しみみたいなものは?」と尋ねると、「ないないないないない」と即答。
「しょうがないじゃない、貧乏なんだから」と返答し、「金持ち見ても羨ましいなんて思ったことないよ」と話した。そして改めて「本当に嫌な言葉だな」と“親ガチャ”という言葉に否定的な姿勢を示した。
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