カレーチェーン「ゴーゴーカレー」を展開するゴーゴーカレーグループ(本社・金沢市)は17日、元サッカー日本代表の本田圭佑さん(36)が同社の主要株主になったと発表した。本田さんは、2016年に設立した個人資産を運用する「KSKエンゼルファンド」を通じて出資。保有割合は非公表。

 本田さんは石川県のサッカー強豪、星稜高校の出身。同市出身の創業者、宮森宏和会長との縁で出資が実現したという。

 本田さんは、同社の「フードテック事業」に関心を持っているという。フードテックとは、ITなど新たな技術を導入し食の分野の課題解決を目指すもので、スマートフォンを使った宅配注文などが代表例。

 同社では今後、店舗のキャッシュレス化や宅配専門店舗の出店などを検討。海外出店も加速させる方針で、「本田さんのグローバル人脈と突破力もエネルギーとし、世界一を目指したい」(宮森氏)

https://mainichi.jp/articles/20230417/k00/00m/020/152000c