−−その考えに至ったのは最近?

宮本佳林:結構、最近かな。まわりに凄い人が居過ぎるんですよね。
だから劣等感しか抱けないんですよ。
この世界に居ると……「私自身の価値ってなんだろう?」って考え出しちゃうんですよね。
それがいけなかったなとは思います。
幼い頃からこの世界で生きているので、やっぱり優劣をつけられたり、
価値をつけられたり、どうしてもそういうことをされちゃう。

−−昨年のJuice=Juiceの体制が変わる状況に対して様々な意見が飛び交ったと思うんです。
あのときは正直どんな気持ちだったんですか?

宮本佳林:最初に新メンバーが加入しますと言われたときは、素直に超嬉しい!
という感じではなかったです。5人じゃなくなるのは寂しいという気持ちもありましたし。

−−ただ、最初は寂しさもあったと。

宮本佳林:もちろん最初は寂しかったし、メンバーが5人から7人になるということは
単純に歌割りも減るし、それまで この子のここのフレーズが好き と思ってもらえていた
パートが変わっちゃうことだってあるし、そういうことへの寂しさはありました。