味方良介、多彩な役柄〝自動スイッチ〟で演じ分け フジ系『罠の戦争』NHK『超人間要塞ヒロシ戦記』で存在感


俳優、味方良介(30)がフジテレビ系「罠の戦争」(月曜後10・0)、NHK「超人間要塞ヒロシ戦記」(月~木曜後10・45)のドラマで存在感を発揮している。

「罠の戦争」で演じている厚労相の息子・文哉は、主演の元SMAP・草彅剛(48)扮する代議士・鷲津から転落事故に見せて息子に重傷を負わせた犯人だと目星をつけられている重要人物。「-ヒロシ戦記」では、体内に国家を搭載した人型要塞の主人公・ヒロシ(豆原一成、20)のバイト仲間・祐樹を演じている。

サンケイスポーツの取材に応じた味方は「全く違う作品なので刺激的」と充実の様子。演じ分けにも「現場でスイッチが入り、撮影が終われば勝手に切れる」と意に介さない。

2017年、舞台「熱海殺人事件」に史上最年少24歳で主演し、20年にフジ系「教場」でドラマ初出演。昨年のドラマ出演数は11本に上り、「舞台だけの数年前から考えたら、驚きとありがたみがあり、もっとやりたい欲が強くなった」とさらなる高みを目指す。

22年10月に30歳を迎え、同11月には元℃―uteの女優、矢島舞美(31)と結婚。「僕が崩れれば妻も崩れるのでエンジンを掛け合って走り続けなきゃ」と表情を引き締め、「30代はもっと重く、重く、一歩一歩踏みしめていきたい」と誓った。(渡邉尚伸)

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