燃料電池車の販売低迷 「水素ステーション」無いから売れないのか、はたまた売れないから無いのか 一体どちらだ?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1beb48f4c7abba6ca86fe78adf6305d447d6cc6
水素ステーションの普及が進まず、地方自治体が導入した燃料電池自動車(FCV)の水素充填に苦労する例が関西で相次いでいる。水素普及を打ち出した政府の戦略には暗雲が漂う。

 大阪府南部を南北に貫く幹線道路の国道309号線。堺市美原区の沿線に堺市唯一の水素ステーションがある。2020年に岩谷産業と日本水素ステーションネットワーク合同会社が開設した「イワタニ水素ステーション堺美原」だ。

 平日の朝、午前9時の営業開始からしばらく様子を眺めてみた。しかし、1時間以上が過ぎても水素充填に訪れるFCVはなかった。近くで営業するガソリンスタンドで店員に聞くと、

「充填に来る車はあまり見かけない。そもそもFCV自体がこの辺では少ないからでは」
と教えてくれた。