宮城県教育委員会は10日、大河原教育事務所管内の中学校で女性教諭(35)が生徒の個人情報が載った資料を放置し、
生徒間のいじめにつながったとして、女性教諭を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、女性教諭は2017年5月、生徒の個人情報が載った資料を教室に置き忘れた。
複数の生徒が資料を見たとみられ、その後、生徒一人へのいじめがあったという。
このいじめについて、学校がある自治体の教育委員会は20年7月、第三者委員会に調査を諮問。昨年2月、「重大事態」として認定された。
また県教委は、昨年9月に児童の胸を押して教室のドアにぶつけたり、右手で頬を挟んだりするなどした仙台教育事務所管内の小学校の男性教諭(59)を減給10分の1(9か月)の懲戒処分とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230211-OYT1T50059/