米薬局チェーンのウォルグリーンの最高財務責任者ジェームズ・ケホーは1月の第1週に、
店舗での窃盗(万引き)に関して、同社の業績に満足感を示した。「安定している」とケホーはコメントした。
ウォルグリーンは万引き対策に関して「現状にかなり満足している」という。
だが都市部の店舗の店長からは違う話をいう。オレオクッキーのような商品は棚に鍵つきで並べられている。
消費者は買いたくても棚から商品を出せず、誰かが鍵を開けにこなければならない。
人手不足の時代、しかも多くの商品がガラスの向こうに鍵つきで陳列されているため、これは時間のかかるプロセスだ。
オレオだけではない。通常の店舗では何千もの商品が鍵つきで並べられている。
店内で最も高級な商品ではないダンキンのコーヒーも守られているようだ。
店舗の店長は、どうしようもないという。泥棒が来て1000ドル(約13万円)以下の商品を盗んでも警察は起訴しない。
起訴したとしても、訴えられた泥棒は裁判の日を伝えられ、そして家に帰される。
泥棒はそのことをわかっている。ほんの数分、店内にいるだけで、公然と盗みを働く人を目にする。
ウォルグリーン傘下の店舗で店長と筆者が立って見ている間にとある泥棒が商品を集めていた。
泥棒は私たちを見て、そしてゴミ袋に商品を詰め続けた。そして代金を払わずに店を出て行った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06aa99ecd4fb1f7998a8c08a2b487f93db59a7ed