竹下登元首相(1924~2000年)と弟の亘元衆議院議員(1946~2021年)の生家である島根県雲南市掛合(かけや)町の酒蔵「竹下本店」が
昨年、150年以上続けた酒造事業から撤退した。後継者の不在が理由で、事業は県内外で山林事業などを展開する「田部グループ」に譲渡され、
今後、竹下本店は解散する。登氏が命名した銘柄「出雲誉」も販売を終了した。
しかし、今後は登氏が提唱した「ふるさと創生」の意を継ぎ、町を酒やしょうゆ、みそなどを堪能できる麹の街として活性化を目指すという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8a7b6855d51a92873366342b8ac399ec73753a0
「家業を終えるのは、親族会議の中でも葛藤があった。
また、政治家としての後継者をどうするのかも何度も話し合った。
竹下家の中で政治に意欲のある人がいれば、という話だったが、結果的に継ぐ人はいなかった」
登さんの孫でタレントのDAIGOさんも有力後継候補の一人だった。
DAIGOさんの顔をあしらったラベルの日本酒も竹下本店の人気商品だっただけに、期待はあったがかなわなかった。