奪われたのは、“子猫”でした。高知県須崎市の駐車場で、子猫1匹を奪って飼い主にケガをさせた強盗傷害の疑いで、会社員の男(50)が逮捕されました。
逮捕されたのは、南国市緑ヶ丘の会社員、矢口好行容疑者(50)です。
須崎警察署の調べによりますと、矢口容疑者は10月30日の午後1時前、須崎市浦ノ内の駐車場で、高知市の50代の男性が飼っていた子猫1匹を盗んで車に乗り込んだところ、飼い主に呼び止められ、車を発進させて逃走。
その際、飼い主を転倒させてケガをさせた、強盗傷害の疑いがもたれています。
飼い主の男性は子猫を連れて現場を訪れていて、目を離したすきに矢口容疑者が子猫を盗んだとみられます。
気づいた飼い主が「待て!」と追いかけると、矢口容疑者は車を急発進。飼い主は転倒し、膝にケガをしたということです。
飼い主の届け出で警察が捜査し、目撃者の証言などから矢口容疑者が特定されました。
警察は「犯行時の状況の特定につながる」として、矢口容疑者の認否を明らかにしていません。今後、余罪や当時の詳しい状況などについて裏付け捜査を進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/791a51ae39e6bde842d264a992f6d04012b84439