親父は小学生の時に戦争があって、小学校1年までしか学校に行っていないため読み書きもできない。
当時、街中にはどうしようもない人間がたくさんいる中で、のし上がっていくためには腕力しかなかった。腕力だけでヤクザの世界を上がっていった人だった。
しかし、親父は本当は相撲取りになりたかった。だから、自分に金がなくても相撲取りを応援する。そこには、どうにか利用してやろうという考えはなかったようだ。
相撲取りがヤクザを利用することはあっても、ヤクザが相撲取りを利用することはあまりない。
たまの飲会がいいところだろう。ご飯を食べに行くときに、有名人を連れていく優越感を味わうのだ。
力士とプロレスラーは地方の飲み屋に連れていくと、ヤクザにとってステータスとなる。
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