鬼筆のスポ魂 日ハム新球場は「規定違反」…球団間で着地点の見えない暗闘に
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9a8f4a60362f5ae9a1d28ca5c84c74d931be1f

規則違反を指摘したのは日本球界で伝統と人気を誇る一部の球団。球界関係者によると日本ハムが来季から予定通りに「エスコンフィールド北海道」を使用するための2つの条件も提示しているという。

①問題の責任をとって球団オーナーか球団社長の辞任

②2024年シーズン以降の球場改修案の提示

しかし、日本ハムが一部の球団が示した〝条件〟を丸呑みして新球場を使用することは「むしろ時代に逆行している」という球界関係者の声は極めて強い。まず「60フィート(約18メートル)以上を必要」と書かれている公認野球規則は大リーグの公式規則『オフィシャル・ベースボール・ルールズ』を翻訳したものだが、原文では「recommended」と書かれており、本来の意味は「推奨される」だ。日本ではこの箇所を「必要とする」に〝誤訳〟されたと指摘する関係者もいる。

さらに野球の本場、大リーグでは30球団中28球団の本拠地が60フィートを守っておらず、50フィートを切っている球場もある。新球場の設計会社はアメリカのテキサス州に本社を持つ業界最大手で、大リーグの流れに倣って、野球ファンファーストの設計を行った可能性がある。