長年の楽曲大賞ファンとしてこれだけは再度言っておきたい

ピロスエ @prse

このような書籍が出版されるそうですが、〈著名人から一般人までが広く参加した「つんく♂楽曲大賞」〉これは、私には一切連絡がないまま企画されたようです。
「俺の許可なく勝手に楽曲大賞をやるな」と言うつもりではないのですが、違和感はあるので以下ツイート連投させていただきます。
私が2002年に「ハロプロ楽曲大賞」を始めてから20年経ちますが、その間に「○○楽曲大賞」みたいなものはファン主導、アイドルやミュージシャン主導、雑誌主導などいくつかの形でありました。
その中には私に事前連絡してくれるものもあれば、特に連絡ないまま行われるものなどそれぞれ異なってました。
別に私は「楽曲大賞」についての何らかの権利を持っているわけではないので、もちろん連絡必須とかではないのですが、
一言でも連絡があれば「わざわざどうもありがとう」と思うし、勝手に名称使われればあまりいい気持ちがしない、というのが正直なところです。
今は休刊中の「OVERTURE」というアイドル雑誌で毎年年末に「アイドル楽曲大賞」という企画ページがありましたが、これも一切連絡なかったです。
これの場合は「アイドル楽曲大賞」というイベントを私がすでに開催していたのに、同名の雑誌企画をやり始めるのは何考えてるんだろ…と正直思ってました。
この雑誌企画については、著名人に年間ベスト曲をアンケートするという内容で、そういうものなら昔からあるし、わざわざ楽曲大賞の名称を使う必要もないでしょう。
ちゃんと抗議しておけばよかったのかなとも思いますが、気がついたら休刊になっていました。
さて今回の「つんく♂楽曲大賞」ですが、違和感の原因を考えると大きく2つに思い当たります。まず1つめ、〈著名人から一般人までが広く参加した〉とありますが、これはもう投票募った後なのでしょうか?
著名人アンケートなら前述のOVERTUREと似たような形式でメールオファーとかなんでしょうが、一般人へは? それともこれから募集するのでしょうか。その辺りが不透明なのが違和感あります。
「(著名人だろうが一般人だろうが区別なく)誰でも投票参加できる」というのが楽曲大賞の大きな特徴であり意義だと思っているので、そうじゃない形式で開催されるものに「楽曲大賞」の名称が使用されるのは違和感があります。
もう1つは、これは私個人の感情論でしかないのですが、ハロプロおよびつんく♂ファンとして、そして音楽ライターとしてこれまで活動してきて、今回の書籍および過去出版されたハロプロの同コンセプトの書籍でも、一切オファーがなく無視され続けているという状況には悲しい思いがあります。
そこへきてさらに「楽曲大賞」という名称を使われているのには、やはりなにか意思を表明せずにはいられませんでした。とりあえず以上です。