セガの小玉理恵子氏が逝去。『ファンタシースター』やメガドラ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、Switch版『SEGA AGES』など手掛ける
https://www.famitsu.com/news/202210/27280651.html

小玉理恵子氏(2019年撮影)
https://www.famitsu.com/images/000/280/651/y_6359f1e132367.jpg

 セガの小玉理恵子氏が亡くなっていたことが、本日(2022年10月27日発売)の“SEGA Genesis Mini 2”(メガドライブミニ2)のエンドロールから判明した。これに気付いた海外からの質問に、セガの奥成洋輔氏が「As you understand it. We respected her.(ご理解の通りです。私たちは彼女を尊敬していました)」と回答している。

 小玉氏は、1984年にセガ・エンタープライゼス(当時)に入社してからグラフィックデザイナー、ディレクター、プロデューサーとしてキャリアを重ね、数々のゲーム開発の現場で手腕を奮ってきた。

 手掛けたタイトルは、

『ファンタシースター』
『獣王記』(メガドライブ版)
『アレックスキッド 天空魔城』
『ザ・スーパー忍』
『ソーサリアン』(メガドライブ版)
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(メガドライブ版)
『ファンタシースター 千年紀の終りに』
『エターナルアルカディア』
『セブンスドラゴン』
『SEGA AGES』シリーズ(Nintendo Switch版)
 など多数。

 2019年に開催された、GDC 2019(※)では、ゲーム業界の発展に貢献した開発者に贈られるGame Developers Choice Awards(GDCアワード)のパイオニア賞に選ばれている。

※ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス。アメリカ・サンフランシスコで開催された世界最大のゲーム開発者会議。