一連の報道を見ていた元従業員はこの浅倉の言葉に違和感を感じ、本誌の取材を受ける決意をしたのだという。どういうことか?!
「ウチの店に浅倉さんが来たのは2020年の6月ごろ。彼女、アギレラ役でブレイクする前に別の芸名でアイドル活動をしていたんですが、辞めてしまったみたいで。
次の事務所を見つけるまでの間に、てっとりばやく稼げる仕事はないかと考えて夜の仕事をしようと思ったんでしょうね。それ自体はよくあることですけど、彼女が『社長が経営にかかわるバーのようなお店で働いた』と言っているのを見てガッカリしました。
たしかにウチはLIBELAの社長さんが経営にタッチしていますけど、彼女は社長さんに命じられて働いていたわけじゃない。自分でスカウトマンに電話して、面接を受けに来た。
社長さんがウチの店でクライアントさんを接待したときに、たまたま浅倉さんが接客を担当。『この子はいい!』とその場で社長さんがスカウトしたんです。
見事なシンデレラストーリーに従業員一同、感動しました。彼女の再デビューを祝うべく、お寿司屋さんで壮行会を開いたのを昨日のことのように覚えています。
みんな彼女が好きだったから、『売れたら、口きいてくれなくなるんでしょ?』『俺たちのこと”無かったこと”にはしないでね!』なんて冗談を飛ばしながら、ワイワイ送り出しました。僕たちにとっては希望の星でした。
それだけに浅倉さんが『バーのようなお店』と誤魔化しているのを見て”俺たちとの関係は無かったことにされたんだな”とショックでした。
ウチはバーじゃなくてラウンジですから。艶やかな服装の女の子がガッツリお客さんの隣について接客します。キャバクラみたいなもんです。
違いがあるとしたら料金体系と客層。個室でカラオケをしたら、お会計は20万円はくだらない。浅倉さんの出勤回数は10回前後だったと思いますが、時給は8000円くらいもらっていたはず。
浅倉さんは『月25万円は稼ぎたい』と言ってましたけど、余裕だったと思います」(元従業員)