交通事故の解析に詳しい日本交通事故鑑識研究所の大慈彌雅弘代表は、ヘリコプターで上空から撮影した映像や事故現場直後の現場の様子を捉えた映像を見て、事故の原因を探りました。

その結果、バスが何らかの原因で走行の安定性を失って本線と出口を分ける分離帯に衝突して横転し、その後、後続の乗用車がバスに衝突して炎上したとみられると分析しました。

また、バスが激しく炎上した理由については、「バスが分離帯に追突し、横転しただけでここまで燃え広がるのは考えづらい。後続の乗用車が横転したバスの後部のエンジンルーム付近に追突したことで燃料が前方に流れだし、燃え広がったのではないか」と分析しています。