カブトガニの血は、エンドトキシン(内毒素:細菌内に含まれる毒素のこと)と反応すると、血球であるアメボサイト(変形細胞)が凝固して塊になるのです。

エンドトキシンの検出試験薬にカブトガニの血を使うのです。

アメリカカブトガニは年間60万匹も捕獲され、工場で献血させられています。血液は1 L当たり150万円ほどで取引され、年間60億円規模の市場と言われています。

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