「合同結婚式や政治との関わり、テレビ局の人でさえ知らなかった」旧統一教会をめぐる報道の“空白の30年”に有田芳生議員が危機感
https://news.yahoo.co.jp/articles/8432a59f0ed362d46789af12968342507825c6ca

 あるいは80年代後半から90年代、“霊感商法の統一教会”というイメージが定着した結果、政治家たちも離れていった。そこで世界平和統一家庭連合という、平和はいいよね、家庭は大事にしようね、というイメージで売り出そうとした。
しかし実態が旧統一教会であることには変わりがない。文部科学省の前川喜平・元事務次官が明言したことだが、前川さんが文化庁の担当者だった頃には“実態は同じじゃないか”ということで名称変更の申請を許可しない判断になったという。

 ところが第一次安倍内閣の下村博文・文部科学大臣の時代になるとOKの判断が出た。この辺りの流れにも旧統一教会と自民党、旧統一教会と日本政治の関わり、もっと言えば政治家に対する勧誘、アプローチが日常的行われ、その成果が名称変更にも繋がったということが見て取れる。それはもう否定できないと思う。(編集部注:下村氏はTwitterで名称変更への関与を否定)