──小学生のころからハロプロ研修生として活動していた米村さん。研修生になったきっかけは?

米村 元々、女性アイドルがすごく好きで、最終的にたどりついたのがハロー!プロジェクトでした。
自分もハロプロのアイドルになりたい!と思ってアンジュルムさんのオーディションを受けたんですが、3次審査くらいで落ちてしまって。
でも事務所の方から「研修生になりませんか」っていうお話をいただいて、入りました。

──小学校のお友達も、みんなアイドルが好きだったんですか?

米村 いや、そんなことはないです。でも小学生のときに、学校の文化祭みたいなのがあって、
5人くらい女の子を集めて、ハロプロの曲を踊ったのは覚えてます。興味がない子にも無理やり押しつけて(笑)。それくらい好きだったんですよね。

──それほど好きだったハロプロの研修生になることができて、いかがでしたか?

米村 当時は歌やダンスはもちろん、敬語とか挨拶とか、なにもかもわからなくて。でも研修生ってすごく厳しくて、間違えるとちゃんと怒られるんです。
私はもう、1から10まで全部間違えてきたので(笑)、毎日なにかしら怒られてて。
当時は地元の愛知から東京まで新幹線で通っていたんですが、新幹線の中でもずっと「私は今から怒られに行くんだ……」って恐怖でした。

──そんなに厳しくて、途中で「やっぱり辞めたいな」とは思わなかった?

米村 何度も思いました。特に中3のころは、周りがみんな「進路どうする?」みたいな話を学校でもするじゃないですか。
私はデビューできるかどうかもわからなかったから、「高校どこ行くの?」とか聞かれても、曖昧な返事しかできなくて。
親にも「辞めるなら今だよ」って言われて、1回事務所の人にも「辞めます」って言ったんです。
でもその後に、ハロプロ研修生ユニットが結成されて。そこに選抜されたので、ギリギリ辞めなかった感じです。
https://qjweb.jp/feature/72968/
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