小田の証言がある

【D5 爆誕】小田さくら、20 周年本で D5 決起の日を激白

— 辛いことがあったときは、誰かに相談したいと思ったことはないですか。

「その分、自分で解決する能力が身についたと思います。
また強く育ったと思うので、1人だったことに感謝することもあります。

ただ忘れもしない、2014 年の11月11日、個別握手会の日に
鈴木(香音)さんと飯窪(春菜)さん、石田(亜佑美)さん、工藤(遥)さんと
私のたまたまその場にいた5人でゲームをしたんですよ(笑)。

それで写真を送り合うためにグループを作ったんですけど、
そのときの会話がめちゃくちゃ楽しくて。
しばらくしてからポロっと本音を言ったんです。
仕事のこととか、こういうふうに思っていたとか。
そうしたら先翡達が “珍しいね!” と言って聞いてくれて。
そこから自分だけで解決しようとせず、メンバーに相談することも出来るようになりました」

— 日付まで覚えているなんて、大きな転換期。

「私は嫌なことがあっても笑顔でいる子だったんですけど、
そうやって人に言わないことで知らない間にストレスを感じて、身体に炎症が起きていたということもあったんです。

それから飯窪さんは、

“抑え込まない方がいい。格好いいけど、やり過ぎるのは良くないよ”

と気遣って下さり、
メンバーというのはこうやって寄り添ってくれるんだということを知りました。

鈴木さんはまず先に、自分の弱音を言ってくれるんです。
それで私に話しやすくしてくれる。
鈴木さんは卒業されましたけど、今は同じ環境にいた、
外から自分の仕事のことを理解してくれる友達みたいな関係です」

— 最初は1人だと思っていたけど、相談出来る仲間、後輩と、
  メンバーとの関係性が変化していったんですね。

「自分が勝手に同期がいないことで、1 人だと思い込んでいました。
 期は関係ない、それは先雖方もそうで、モーニング娘。は一つだったんです」