家電製品を繰り返し万引きした罪に問われている三重県の男が、10年にわたって万引きを繰り返し、被害総額が1億円にのぼることがわかりました。

津市の無職・山口貴司被告(53)は、市内の家電量販店でワイヤレスイヤホンを万引きしたとして今年1月に逮捕され、その後、別の店舗でも脱毛器などを万引きしたとして8件の窃盗事件で起訴されています。

山口被告は10年にわたり万引きを繰り返し、名古屋市内の質店に盗んだ商品を売却していて、その被害総額がおよそ1億円にのぼることが捜査関係者への取材でわかりました。

警察は、山口被告が万引きで稼いだ金を妻の口座に移して隠していたとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで20日追送検しました。

警察の調べに対し、山口被告は「少し贅沢な生活を送りたかった」と容疑を認めているということです。
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