昨年11月にアイドルグループ・Juice=Juiceとハロー!プロジェクトを卒業した金澤朋子(26)が、所属事務所アップフロントプロモーションとの専属契約が終了する5月末日をもって、芸能界を引退することが17日、発表された。

 所属事務所は「弊社所属の金澤朋子ですが、5月末日をもって専属マネージメント契約を終了いたします。Juice=Juice卒業後、ソロ活動を行う準備をしてまいりましたが、金澤から、病状に対する不安もある中で改めて自分の将来のことを考え、結果新しい人生の目標が見つかり、その目標に向かうために芸能活動を引退したいと申し出がありました。彼女の意志を受け、今回の結論に至りました」と経緯を説明した。

金澤は2016年1月、子宮内膜症と診断されたことを公表。突発的な頭痛、めまいなどの症状があるとして体調を見ながら活動を続けてきたが、昨年9月中旬から体調不良が続き、昨年11月の横浜アリーナ公演をもってJuice=Juiceおよびハロプロを卒業していた。

 金澤もコメントを発表。「グループを卒業した後はソロでの活動を考えながら過ごしてまいりましたが、1人になることへの不安 将来に対する迷いや悩み それらを感じながら、病気のこともある中で自分の未来を改めて考えて見つめ直し、このような結論に至りました」と説明。

 卒業コンサートのスピーチでは「私は必ず、皆さんの前に帰ってきます」と約束していたことから、「皆様の前でまた歌いたいという思いも強くあった為何度も何度も真剣に考えました。約束を果たせないまま芸能界を去ることになってしまったという心苦しさがあるのも事実です。楽しみに待ってくださっていた皆様、申し訳ありません」と伝えた。

 所属事務所と金澤のコメントは以下のとおり。