横浜市教育委員会は28日、市立小学校の防犯カメラのレコーダーがインターネットオークションに出品され、学校の映像が流出したと発表した。落札者以外に閲覧した人はいないという。
市教委によると、昨年10月6日に市内の電機会社が校門などの防犯カメラ2台を交換し、カメラとレコーダーの処分を別の業者に依頼した。
業者はレコーダーが再利用できると考え、データを消去しないまま出品したという。
今年1月に落札者から市教委に連絡があり、発覚した。映像には多くの児童や職員が映り、不鮮明だが性別や体格が判別可能だった。
市は記録媒体を処分する際、職員がデータの消去に立ち会うようにしていたが、今回は行わず、業者側に機器の処分方法を明確に指定していなかったという。
市教委は今後、全小中高校に情報管理の注意喚起を行う。
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