ブルワーズの先発右腕ペラルタに対し、初回2死一、二塁の第1打席でスライダーをとらえると、打球は悠々と左中間スタンドに着弾。
メジャー10打席目での初アーチは、打球速度110.9マイル(約178キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快弾だった。
三塁を回ったところで、オープン戦でも見せた“合掌ポーズ”を披露。歓喜のベンチに戻ると、チームメートと抱き合い、最高の笑顔を見せた。

 メジャー10打席目で飛び出したアーチに、米メディアも続々と反応。
「NBCスポーツ・ボストン」のジャスティン・レジャー記者は「セイヤ・スズキがMLB初本塁打で(ボールを)粉砕した」とツイート。
MLB公式ツイッターも「セイヤが到着!」と注目した。

 MLB公式でカブス番を務めるジョーダン・バスティアン記者は
「メジャーでの10打席で46球見てきている。ここまで空振りは1度。
他の9スイングはホームラン、シングルヒット、シングルヒット、犠牲フライ、ファウル5つ」と飛び抜けた事象を紹介。
鈴木はわずか3戦で、長打力とともに、打者としてのレベルの高さを見せている。