(追記の追記)COVERS -One on One- 『糸島Distance』佐藤優樹 x 平山遊季(アンジュルム) 感想

http://blog.livedoor.jp/m_love1999/archives/52578042.html

平山遊季さんの今後の課題的を感想を感想を軸に書きたいと思います。

先ず始めに、歌う時の声帯の状態は大まかにというか主に4つに分かれています。


声帯が緩んでいる状態。(slack)

声帯が厚く閉鎖している状態。(thick)

声帯が薄く閉鎖している状態。(thin)

声帯が非常に薄くなり不閉鎖にて息が多めの状態。(stiff)


主にこの4つにて地声にて低音域〜高音域、ミックスボイス、裏声、ファルセットに対応しています。

ただthickとthinの中間の声帯の状態。またその中間の声帯の状態といった声帯の状態をより細かく声帯を変化させてコントロールして歌える様になれば、色々な歌唱技術に対応でき得る素材となる歌声を手に入れたとなるでしょう。


『糸島Distance』でも分かる様に、平山さんはまだ鼻腔で歌声を響かせて歌えないのが分かります。胸で響かせて歌うオンリーです。ですので歌声が口からしか出ていない様に聴こえます。

佐藤優樹さんは主に鼻腔、そして低音域では胸、時おり頭に歌声を響かせて歌っています。ですので佐藤優樹×金澤朋子 『寒いね。』の時はバラードということと音域に合わせたのか主に胸に響かせて歌っていますので口から歌声が出ている様に聴こえますが、『糸島Distance』では主に鼻腔で響かせて歌っていますので眉間辺りから歌声が出ている様に聴こえます。これらの歌声の響かせ方も表現力の一端に繋がっています。



平山さんは女性には珍しく喉頭が外から見てその存在がハッキリと目視できます。ようは喉仏が目視できますので、声帯が太いだろうということは想像に難くないです。ですので平山さんは声帯が厚く閉鎖している状態。(thick)ではしっかりと歌えていますの低音域は楽に歌えるでしょうが、まだ鼻腔で響かせて歌えていないので声帯を薄くして歌う高音域はまだまだ苦手だと思います。

ですので上記の4つの声帯の状態全てにて歌うえる様に練習を繰り返し苦手を克服し、そして自分なりの表現力を探し身に付いて欲しいと思います。


平山さん『糸島Distance』の最初は足を揃えていますが途中で足が開いて最後は思い出した様に再び足を揃えています。佐藤さんは終始足を揃えて歌っています。

佐藤さん途中で何度かマイクの前に付けているポップガードに鼻をぶつけていますが、メタルのポップガードなのでケガをしない様にして欲しいものです。ぶつけるくらい集中して本気で歌っていたのでしょう。