(追記)『モーニング娘。'22 小田さくらバースデーイベント ～さくらのしらべ11～』at 相模女子大学グリーンホール 大ホール 1回目 感想

http://blog.livedoor.jp/m_love1999/archives/52577389.html

先ずは当日に書いた感想を再び。

各歌詞の歌い出し、歌い始めの頭部分にて、譜久村聖さんほど強くではありませんが、以前よりも子音にてアタックを掛けていましたので(佐藤優樹さんに近い形)、指定の音高にスパッと入り、母音にて音を探すことがほぼ皆無だったと思います。それに伴い声の立ち上がりが鋭くなっていました。

音の長さも蛇足的にならずで、伸ばし過ぎて次の頭の音符に入り遅れることもなかったと思います。

スタッカートも上手く使える様にもなっており、リズムも跳ねたりしていました。

ロングトーンもほぼぶれることなく真っ直ぐ伸ばせていました。

そしてオケとメロディーのリズムに合わせたビブラートも綺麗に揺れていたと思います。

こぶしも小さく鋭く回せる様になっていました。

初期の頃のモーニング娘。の歌を歌うには低音域が使える音域ギリギリで危なっかしさはありましたが、これは致し方なし。

注文をつけるとしたら、欲をいうなら、瞬間的に一気に声量を上げれる様に、そして圧力のある声量を手に入れて欲しいものです。



では追記です。

確かに基本的な技術や小手先の細かな技術は向上はしましたが、歌唱自体が以前より薄く厚みがない歌唱になり、歌声も深みがなくり奥行きもなくなって、歌唱と歌声がペラペラです。

以前のまだリズムに難あり時代の小田さんの時の方が、歌唱を総合的に見た場合、今の歌唱より2～3倍は良き歌を歌っていました。

何よりフェイクが下手になっていたのには驚きました。

とは言え、小田さん本人が現状置きに行った歌唱しかできずにもどかしい気持ちだと思います。

新しい喉がまだまだ鳴らずでまだまだエージングに時間が必要かと思います。喉が鳴る様になるまで、今は我慢でしょうね。