米最大のプロレス団体WWEなどで活躍したプロレスラーのスコット・ホールさんが死去したことが15日、分かった。63歳。WWEの公式ツイッターが日本時間の同日、公表した。
ツイートでは「2度のWWE殿堂入りを果たしたスコット・ホールが亡くなりました。ホールさんの家族、友人、ファンに哀悼の意を表します」と伝えている。
ホールさんは“バッド・ガイ”の愛称で知られた。WWF時代はレイザー・ラモンのリングネームで活躍した。nWоのオリジナルメンバーとして活躍し、新日本プロレスにも参戦した。
ホールさんのタッグパートナーだったケビン・ナッシュ氏は自身のインスタグラムに14日に2ショット写真を掲載。「彼(ホールさん)の家族がそろったら、生命維持を中断する。地球上で誰よりもともに時間を過ごした人を失うことになる。とても悲しい」などと臨終前の状況をつづった。つまようじをくわえた姿がトレードマークだったホールさんを思い「神様、兄弟のために金のつまようじを用意してください」と祈りをささげた。
新日本の永田裕志はこの日、自身のツイッターで「スコットホール選手とはWCW遠征の時に知り合い、その後新日本に来日した時には戦いを通じて色々な事を教えて頂きました。心よりご冥福をお祈りいたします。RIP」と追悼した。
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