昨夜の報道番組を見ているとウクライナのゼレンスキー大統領がロシアのプーチン大統領に対して「話し合いの席に着きましょう」と呼びかけている映像が入って来た。

 今頃言うのではなく、何故もっと早く言わなかったのか、実行しなかったのかと腹立たしい限りだ。

 紛争、戦争でいつも目にするのは、子供や女性、弱い立場にある人の悲しい光景である。

 ゼレンスキーが大統領になってからミンスク合意、停戦合意を履行しなかったことが今日の事態を招いている。

 3年前から誠意を持って話し合いをすればロシアが動くことはなかった。いわんや10月23日、自爆ドローンを飛ばしたことが緊張関係を増大させた。

 一方的にロシアを批判する前に、民主主義、自由主義は約束を守るが基本である。

 その約束を守らなかったのはどの国で、誰かを何故メディアは報じないのか。公正、公平を言葉にするなら事実関係を広く知らせることも重要ではないか。

 ロシア側も話し合いには応じる姿勢を示している。一日も、いや一刻も早くロシアとウクライナは話し合いをし、事を鎮めることを願ってやまない。
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